活用事例

新規会員獲得数は7倍〜GDOがLINEログインとLAP導入で実感した影響力〜

ゴルフダイジェスト・オンラインが語る、新規獲得からLTV最大化のためのLINE活用法

2月23日に行った、株式会社フィードフォース様主催『LINEとゴルフダイジェスト・オンラインが語る 新規獲得からLTV最大化のためのLINE活用法』のセミナーレポートをお届けします。

登壇者:
株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン
お客様体験デザイン本部 エンゲージメント推進部 シニアデジタルマーケティングプランナー

岡部泰子氏

導入後1年で感じた課題解決の手応え

株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン(以下、GDO)は、ゴルフのメディア、ゴルフ用品の販売、ゴルフレッスン、ゴルフ場の予約サービスの事業を展開している。ゴルフのメディアについては、日本のゴルファー人口が大体800万弱と言われている中で、直近では4割弱に当たる338万人に利用されている。

GDOでは、会員獲得の強化と、メールではリーチできなくなってきたユーザーとのOne to Oneコミュニケーションの課題を解決するため、2016年の8月にLINEを導入した。

導入から1年が経過した2017年には、会員登録数が約120%増加した。なかでもソーシャルアカウント経由、特にLINEログイン経由の新規会員割合が520%伸長と、非常に大きく伸びた結果となった。

ID連携数を増やすため、ID連携をしていないユーザーに向けて連携促進を行ったところ、既存の会員IDとLINEアカウントを連携しているユーザーの割合は、前年比較で130%伸長した。

また、ユーザーステータスに応じ適切なタイミングで適切なメッセージを配信した結果、LINE経由の新規会員の顧客転換率は156%アップした。

このような結果から、「LINEは私たちが抱えていた課題の解決に有効なチャネルであったと感じています」と岡部氏は語った。

5つの事例で分かった、効果を発揮するLINE活用方法

事例① LINEログイン×アプリ

アプリインストール後の会員登録、既存会員のID連携を促進させるため、ソーシャルログインができることをメッセージで訴求。全体のログイン率が飛躍的に向上し、アプリ経由でログインする会員も増えた。

また、LINEログインの位置を変えると、さらにアプリ経由の会員登録率が上がった。「モバイルでのコミュニケーションにソーシャルログインは有効で、かつ、その中でもLINEを選ぶユーザーが多いのではないか」と岡部氏は推測する。

事例② LINEログイン×LINE Ads Platform

LINE Ads Platform(以下LAP)でLINEログインをフックにプレゼントキャンペーンへ誘導。キャンペーン導線としては、LAPで配信した広告をクリックしてGDOのキャンペーンページに誘導。その後、LINEアカウントからの応募だと当選確率が上がることを訴求した。この施策のCPAは以前と比べて1/7、新規獲得会員数は7倍にも上った。

事例③  LINEログイン×LINE Ads Platform(アプリインストール)

事例②と同じLINEログインとLAPの組み合わせで、アプリインストールに誘導。事例①の導線と組み合わせると、ログイン率が継続して良い結果となった。また、アプリインストール後に初めて会員登録する新規ユーザーの割合も高かった。

事例④ LINEログイン×LINE Ads Platform(ターゲティング)

LAP経由で会員登録したユーザーの属性データを、ターゲティング配信に利用。LAPでは年代のセグメント指定ができるが、ここではあえて指定はせずに広告配信を行った。その広告配信から新規会員登録したユーザーのデータを別のツールで抽出した上で、実際の年代データを割り出し、年代別の顧客転換率を確認する。割り出したデータの中から最も顧客転換率がいい年代のユーザーを、LAPのセグメント指定に使っている。

この方法によって、GDOの平均ユーザーは40代であるが、LAP経由の会員は平均50代で、普段リーチできていない層に利用してもらっていることが分かった。一方で、20代〜30代の利用率が低かったため、その層に対する施策の再検討という課題が浮き彫りになった。

事例⑤ メールとLINEメッセージ

LINEのプッシュメッセージでGDOアプリのインストールを訴求。メールと比較すると1カ月で60倍以上のインストール数となり、LINEのプッシュメッセージは有効チャネルだと判明した。

さらに、既存会員に向けてLINEのプッシュメッセージからアプリインストールを訴求したところ、実際にインストールした会員は14日以内にリピートコンバージョンが発生していた。タッチポイントを拡大するだけでなく、コンバージョンの拡大やLTVの向上に繋がっている

最後に、岡部氏は次のように述べ、講演を締めくくった。

「LINEログインとLAPは顧客設定をつなぐトリガーとして機能し、One to Oneコミュニケーションの基盤になっています。ユーザーの行動文脈に合わせたコミュニケーションが取れますので、新規会員獲得とLTV最大化に有効なチャネルになると考えています。今後は更なるCRMの強化をしていきたいので、LINEを使ってリピート会員とのコミュニケーションを強化して、ロイヤルカスタマーの育成をできればと思っています。」

 

参考

RELATED ARTICLE 関連する記事

ブログ一覧に戻る