セミナーレポート

グリコが成功!LAPとLINE@による一気通貫のマーケティング術

5月21日、大阪でセミナー「LINE Ads Platform×LINE@で実現する新規獲得からCRM対策」を開催しました。セミナー内では、LINEを実際に活用いただいている江崎グリコ株式会社(以下、グリコ)様とグリコの販促施策の運用パートナーである株式会社ペンシル様の各担当者をお招きしてトークセッションを行い、LINE Ads Platform(以下、LAP)を活用したプロモーションの実例を交えながら、その効果についてお話しいただきました。LAPの活用を検討されている企業のマーケティング担当者様は、ぜひご参考ください。

◆登壇者
江崎グリコ株式会社 マーケティング本部 Cコマース部 中門直子氏(写真左)
株式会社ペンシル 代表取締役社長 倉橋美佳氏(写真右)

LINEだからこそインターネットに強くない層へリーチできる

セッション冒頭、倉橋氏は、人と人、人と企業とのコミュニケーションがメールからLINEへと移ってきていることを指摘。一度購入した顧客への継続的なアプローチや顧客からのフィードバックをしてもらう際に、LINEがとても役に立っていると言います。倉橋氏は「LINEは顧客とのコミュニケーションの接点を多く作れる点が強みの一つ」と述べました。
その一例として、中門氏は自分自身の経験を次のように話しています。「FacebookやInstagramを毎日閲覧することはないですが、LINEは朝見て、お昼休みに見て、夜も。ちょっとした隙間時間についつい見てしまいます」と笑いながら話しました。
中門氏自身がそうであるように、インターネットに強くない女性でもLINEは使われていることを実感し、グリコが展開するスキンケアブランド「gg(ジージー)」のプロモーションはLAPで行うことにした、という裏話も明かされました。

戦略的にPDCAを回し、コンバーション数は大幅アップへ

倉橋氏は、グリコの運用実績としてLAPの導入後にコンバージョン数が2.4倍に伸びている一方、CPAが1/3になっている事例を紹介しました。数値を大幅に改善できた理由としては、先ほども触れたように、LINEはインターネットに強くない女性でも使っているからだと言います。「LINEはリーチ層が広く、母数をとり続けられるから応用型媒体として使いやすい」と倉橋氏。

次に倉橋氏は、LAPでのターゲティング活用の事例として、健康食品会社のケースを挙げました。年齢やインタレストカテゴリなどで11パターンのセグメント分けをした上で、合計で22のパターンでPDCAを回していると言います。「ターゲットを細分化しても、そもそもの母数が多いので、結果がよいセグメントと悪いセグメントがわかりやすいことが特徴」と倉橋氏は語っています。

さらに、クリエイティブの違いによる顧客の反応が明らかに違うことも紹介しました。「開封動画」と呼ばれる商品が手元に届いたときをイメージして作られた動画をLINEで流すと、顧客の反応が良かったそうです。

その理由を倉橋氏は「実際に手元にどんな物が届くのか、リアリティが伝わったから反応がよかったのだろう」と分析しました。スマートフォンで“ながら見”ができる広告の方が、LINEの場合はユーザーの興味関心を引くようです。

LAPとLINE@で、新規獲得からCRMまで一気通貫

その後CRMの説明に移ります。購入者アプローチデータによりますと、引き上げ施策においては、LINEでしか接触できないユーザーは全体の約3割だということです。また、LINEとメールを組み合わせると、メールだけの接触では購入に至らない顧客を獲得できる結果も示されました。

LINE@でのCRMでは、友だち獲得施策が大きな特徴になっていることを倉橋氏が説明しました。「具体的には、ランディングページでモニターに応募する、をクリックすると、友だちになってから応募するという流れになっているので、友だちになった後、未購入者であったりトライアルユーザーであったりとセグメントの想定ができるようになります。一度友だちになれば、その先もずっとLINE@で接触ができるのが大きな魅力です」と話していました。続けて、「メールマガジンですと会員登録をしてもらうというハードルがありますが、LINEではワンクリックで友だち追加できるのが強みです」と強調しました。

グリコは昨年10月ごろから友だち施策に取り組んだそうで、友だちの数は現在約4万人とのことです。中門氏は「4万人が全員購入者になるわけではありませんが、アプローチできるお客様が4万人いるというメリットはとても大きいと考えています」と話しました。さらに、「短期間でアプローチをしたお客様ほど、コンバージョンレートも高くて、メールでは絶対に起こりえない確率になっています」と明かしました。スキンケアブランド「gg(ジージー)」の認知度向上に、LINEが役立っているという手応えをとても感じているそうです。

顧客ニーズに応えていろいろな『おっ』を増やしていきたい

セッションも終盤に近づき、中門氏はグリコの今後の販促施策について触れ、LINEを続けて使っていくことを強調しました。なぜなら「LINEでできることまだまだあるから」とのこと。
現在、考えている施策は2つあるそうで、1つ目はタイムセールの実施だそうです。「普段からLINEを使っているユーザーに『おっ』と思ってもらえるような取り組みをしていきたい」と語っています。

2つ目は、キーワード応答メッセージを利用したお客様とのコミュニケーションで、お客様のニーズに沿った情報を提供してお客様をナビゲートできるような取り組みにも意欲をのぞかせました。

最後に中門氏は、LAPとLINE@を活用して成功するポイントを紹介しました。そして、「LINE@はお得」と言い切ります。「LINE@は月々の標準料金で様々な機能を使うことができます。どの会社も同じように、なるべくお金をかけないで効果を得たいと考えていると思います。そういうときに月々料金でまかなえる機能で大きな効果を生めるLINE@は、本当にお得だと思います」と話し、セッションを締めくくりました。

参考

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